Citations du personnage[]
Introduction
Ouverture
Citadelle
Batailles et Combats
Affaires Internes
Niveau Ranbu
Lignes Spéciales
Introduction
Ouverture
Citadelle
Batailles et Combats
Affaires Internes
Niveau Ranbu
Lignes Spéciales
(手が震えるのか、内容の丁寧さに反して文は激しく乱れている)
修業に行きたいなんて言い出して面食らっただろうね。
日頃酒浸りで、まともに働きもしない俺が、どの口で言うのかと。
でも、悪酔いから目が覚めて、酒が抜けると、いつも怖くなるんだ。
この本丸も、いつかまた焼け落ちてしまうんじゃないかって。
そしてそれから逃げるように、俺はいつも酒を飲んでいた。その繰り返しだ。
俺は、この恐怖をどうにかしたいんだ。
(字の震えは小さくなっているが、文は荒々しく乱れている)
修行の地として向かわされたのは、安土城だった。
ああ、何ということだ。信長様も、蘭丸も、まだ、ご健在であられる。
ここで光秀めを斬ってしまえば、俺の恐怖は、きっと晴れる。
だが、それをしてしまえば、俺は敵と同じ。
すぐさま裏切り者として貴方に討ち取られることになるだろう。
... 俺は、試されているのだろうか。
これは、悪夢なのだろうか。
それとも。
安心してくれ。俺は、裏切り者にならずに済んだ。
俺が良からぬことを考えていることを、当の信長様に非難されたよ。
もちろん、俺からは何も言っていない。でも、見透かされていた。
失った過去の代償に現在の自分を犠牲にして、それでいったい何が面白いんだ?だってさ。
そこまで言われてしまったら、もうなにもできないよ。
だから、もう過去ばかり見て、現在を無駄に過ごすのはやめるよ。
恐怖はまだ消えてない。でも逃げてちゃいつまでたってもそのままだ。
今の俺は貴方の剣。貴方の本丸が焼け落ちぬよう、どこまでも強くなってみせるさ。