Citations du personnage[]
Introduction
Ouverture
Citadelle
Batailles et Combats
Affaires Internes
Niveau Ranbu
Lignes Spéciales
Introduction
Ouverture
Citadelle
Batailles et Combats
Affaires Internes
Niveau Ranbu
Lignes Spéciales
大将へ
よう大将。元気か。
俺は今、安土だ。
修行がてら昔の主のところにいるわけだな。
そうそう、織田信長さんのところだ。
他の刀連中や後世の人間は必要以上に持ち上げたり、恐れたりしているが、
俺からすれば極めて常識的な、普通の人だよ。
まあ、当時の感覚では、とういう但し書きはつくかもしれないが。
大将へ
ん?信長さんが普通の人とは思えないって?
じゃあそうだな、一つ例を挙げようか。
後世ではなんだか当時の迷信や信仰を否定する革新的人物みたいに言われることがあるが、
そんなことはない。
織田信長は程々に信仰を利用し、程々に信仰を否定する。……つまり普通の人だろう?
その証拠に、あの人は刀だった頃の俺をいつも持ち歩いている。
―切れ味に優れているが決して主を傷つけない。それが俺の背負った逸話だ。
迷信を否定するような人なら、わざわざ俺を選ばないと思わないか?
大将へ
天正10年5月29日。
俺は京に向かう信長さんの背を見送る。
今の俺も、信長さんが持ち歩いているこの当時の俺も、運命を変えることはできない。
もしこのとき俺に逸話のような不思議な力があれば、
信長さんは自害して果てることはなかったのだろうかね。
まあ、考えても仕方ないことだな。
残るのは、織田信長が俺を持ち歩き、それでも腹を切る羽目になった、という結果だけだ。
だが、今の俺は持ち歩かれるだけの守り刀じゃない。
こうして自分で動けるなら、やりようはいくらでもあるよな。
そろそろ帰る。俺は、今の俺にしかできないことをやるだけだ。